地球の来し方に想いをはせて

一時期よく耳にしたシンギュラリティ、最近あまり聞かなくなりました。あと数十年後にAI(人工知能)が人間の知能を超えて、その後はいわばAIが人類を支配するかのような予測を語る人々が出てきました。ショッキングな話でしたから世界中で話題になったようですが、反論が相次ぎ「AIが人類を凌駕してこの世界を支配するようなことはあり得ない」という意見に落ち着いたかのようで、胸をなでおろした人々が多いでしょうね。私もその一人です。
コンピュータや通信関連の発展は目覚しいですから、AIや自動運転など、未来予測は相変わらずにぎやかです。でも未来を研究することはあまりあてにならないんじゃない?なんてつっこみをいれたくなりますね。どうしたところで1秒先のこともわからないのがこの世界だよなあ、なんて思うからです。温暖化についても、はたしてこのまま直線的に上昇するのか、数十年後の気温を左右する要素は地球規模、宇宙規模のイベントが他にもありそうです。
こんなときだからこそ、過去に学ぶのがいいんじゃないの?って思いたくなりますね。未来はわからないけれども、過去については手がかりがいっぱい。SACLA源泉もこの地下でどんなことがあってこの素敵な温泉水に恵まれたのか、地球の来し方に想いを馳せるとその謎も少しわかる気がします。続きは、また。