SACLAは、「PFASフリー」

2026年9月25日、鹿児島県薬剤師会試験センターからPFASの検査結果が届きました。
弊社の予想どおり「PFOS、PFOA 未検出』でした。
※PFASは、PFOS、PFOAなどの有害物質の総称。

PFAS問題が報道で広く知られるようになったのは、2023年の京都大学の研究者の発表あたりからではないでしょうか。東京多摩地域で住民の血液を調査した結果、飲料水によるPFAS汚染が明らかになったとのことでした。

当初は、東京の米軍横田基地が汚染源でしたが、その後調査が進み、PFASによる地下水汚染は
日本各地で明らかとなりました。こうした状況を受けて、現在では日本をはじめアメリカ、EU、そしてストックホルム条約などによりPFAS規制が世界的にすすんでいます。

弊社が水質検査の問い合わせをした2023年当時は、検査機関は限られ費用も高額でしたが、いまでは、鹿児島でも容易に検査が可能となりました。

PFAS汚染の原因は、横田基地での泡消化器や、半導体製造、撥水スプレーなど工業用、民生用と広範囲にわたっていますが、SACLAの源泉周辺には、汚染源となりそうな工場などの施設はありません。

また、地元で錦江湾と呼ばれている鹿児島湾(平均水深117m)に隣接する地下800mの源泉は、地上の雨水が浸透したものとは考えられないため、弊社としては「PFAS汚染はありえない」と考えてきました。ですが、全国的なPFAS汚染が報じられているところからお客様に安心してご利用いただけるようにしなくてはとの考えから、公的な機関による無汚染の証明を得ることとしました。

一般的に”ミネラルウォーター”は、アルプス山麓や富士山麓などのように、山麓に水源があるるものが大半です。その典型的なストーリーは「山に降った雨水が長い時間をかけて山中を下り、ミネラルを溶かしこんだ地下水となり、ミネラルウォーターになりました」というようなものですね。
なかには、雨水が短時間で浸透した伏流水を原料水としていることを特徴的にうたっている商品もあります。

どちらにしても地中を浸透するプロセスで化学物質に汚染されるリスクをゼロにはできません。景観の美しさを誇るアルプスでもPFAS汚染が報じられています。検査を常態化して被害発生に対応せざるを得なくなりますが、それで消費者の不安が解消されるとも思えないのが、この種の問題の根深さです。

前述したように、ストックホルム条約など、原因物質の製造を規制して問題解決をはかる努力もなされていますが、いつまた新たな化学物質があらわれないとも限らず、人類の開発と規制のイタチごっこは、この先も続くのかもしれませんね。

SACLAのPFAS無汚染は、特異な水源の条件から上記のような人工的な化学物質汚染に対して無縁でいられる可能性が非常に高いことを示していると思われます。とはいえ、今後も源泉と水質に関係する調査研究や検査はつづけてまいります。新たな知見が得られたらお知らせをしますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。